名古屋の動物病院 犬猫の被毛の役割と種類について

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犬猫の被毛の役割と種類について

被毛の役割とは?

猫

被毛とは犬やの体を覆っている毛のことを言い、体温を調節する役割があります。夏は暑さを軽減するために被毛は抜け、冬は寒さに耐えるために被毛が生えてきます。人間が衣服で体温を調節するのと同じように、犬や猫も被毛で体温を調節しています。

また、被毛は外部の刺激から体を守るなどの役割も担っています。外で活動することが多い犬や猫は、紫外線や雨、病原体の感染など外部からの刺激を直接受けてしまいます。犬や猫は皮膚が薄く、外部からの刺激を受けやすくなっているため、体を保護するという意味でも被毛は大変重要な役割を担っています。

被毛の種類

チワワ

▼ シングルコート

被毛が一重構造になっているものをシングルコートと言います。シングルコートの犬や猫は毛が生えかわる換毛期がないので、比較的抜け毛が少ないのが特徴です。換毛期がないからといって毛が全く抜け落ちないというわけではありません。長毛種だとブラッシングやトリミングなどのお手入れを怠った場合、毛玉ができたり、臭いが発生する原因にもなりますので、こまめな手入れが欠かせません。
シングルコートの犬種…プードル、パピヨン、ミニチュアダックスチワワ
シングルコートの猫種…ターキッシュアンゴラ、シャム、ソマリ

▼ ダブルコート

被毛が上毛(オーバーコート)と下毛(アンダーコート)の二重構造になっているものをダブルコートと言います。シングルコートとは違い、春や秋に換毛期があります。比較的短毛種が多いのですが、換毛期には下毛が多く抜けてしまいます。この時期にお手入れを怠ってしまうと毛玉ができ、その毛玉によって通気性が悪くなり皮膚病などの原因にもなりますので、注意が必要です。換毛期には毎日ブラッシングを行い、抜けた毛を取ってあげましょう。
ダブルコートの犬種…ポメラニアン、柴犬、ゴールデンレトリーバー、スピッツ
ダブルコートの猫種…スコティッシュ・フォールド、アメリカンショートヘア、ロシアンブルー

シングルコートとダブルコートにはそれぞれ違いがあっても、こまめなお手入れが欠かせないということは同じです。大切なペットのためにも、しっかりとブラッシングをしてあげましょう。

名古屋市にある当院では、被毛にやさしいターボドライヤーを導入しており、さらには被毛や皮膚に管理をより良くするためにマイクロバブルバスも導入しております。ペットの気持ちに寄り添うトリミングを常に心掛けていますので、トリミングのことなら当院にお任せください。シャンプーコースや薬浴シャンプーコースなどのメニューをご用意してお待ちしております。さらに、当日の体調に合わせて、トリミングの間に獣医師による診察も行いますので、日頃気になっていることなどお気軽にご相談ください。