〈猫用〉i/dは、次のような病態の栄養管理に役立つ猫用の特別療法食です。
- 下痢、嘔吐、胃腸炎(急性または慢性)、胃腸手術の回復期
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- 高消化性の組成は、消化管の機能回復を助けます。
- 中等量の脂肪が少量の食事でも十分な栄養素の摂取を確保します。
- リンが制限され、併発している腎疾患の進行を抑えるのに役立ちます。
- 膀炎
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- 高消化性で中等量の脂肪は、膵炎の猫に適しています。
- 大腸炎
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- 混合食物繊維源に含まれる可溶性繊維と不溶性繊維の組み合わせが、大腸炎の猫における揮発性脂肪酸の産生促進と腸内通過時間の正常化に役立ちます。
- 炎症性疾患(IBD)
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- 高消化性の組成は、IBDや慢性的な下痢の猫でも容易に吸収できます。
- カリウムとどタミンB群か増量され、慢性的な下痢によって失われた栄養素の補給に役立ちます。
- 中等量の脂肪が少量の食事でも十分な栄養素の摂取を確保します。
- 混合食物繊維源に含まれる可溶性繊維と不溶性繊維の組み合わせが、IBDの猫における揮発性脂肪酸の産生促進と腸内通過時間の正常化に役立ちます。
- 便秘
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- 高消化性の組成は、便秘の猫に役立ちます。
- 混合食物繊維源に含まれる可溶性繊維と不溶性繊維の組み合わせが、揮発性脂肪酸の産生促進と腸内通過時間の正常化に役立ちます。
- 備考:<猫用>i/dは、高消化性で、中等量の脂肪を含むフードを必要とする猫に長期間給与できます。
- 成長期
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- <猫用>i/dに含まれる蛋白質、脂肪ならびにエネルギー供給量は成長期の幼猫の特別な栄養要求を満たします。
- 増量したカルシウム、リン、及びその他の栄養素の適切なバランスは、スムーズな離乳を可能にし、成長に必要な高品質の栄養を供給します。