下部尿路疾患で肥満ぎみの猫のために
ユリナリーS/O ライト ドライ
猫用 ユリナリーS/O ライトは、下部尿路疾患（ストルバイト結石症およびシュウ酸カルシウム結石症）の猫に給与することを目的として、特別に調製された食事療法食です。この食事は、マグネシウムなどのミネラル成分を調整しています。さらに、体重過多に配慮してカロリー密度を低く調整しています。
 内容量：500g / 2kg/ 4kg |
特徴 ストルバイト |
この食事療法食の対象
●下部尿路疾患で肥満傾向がある場合
下部尿路結石症に加え肥満傾向にも配慮し、カロリー含有量を低く調整しています
●下部尿路疾患
●尿路結石症（ストルバイトおよびシュウ酸カルシウム）
ストルバイト結石（リン酸アンモニウムマグネシウム）の構成成分であるマグネシウムの含有量を制限しています。ストルバイトおよびシュウ酸カルシウム両結石に配慮し、各ミネラル成分のバランスを調整することによって尿pHを弱酸性に維持するとともに、飲水量を確保して尿量の増加を促すことによって両結石の尿RSS（相対的過飽和度）が高くならないように設計されています。
※高齢期の猫では、[猫用 ユリナリーS/O ライト]を給与する前に心機能および腎機能をチェックすることが推奨されます。
●突発性膀胱炎
突発性膀胱炎に配慮し、尿量を増加させて尿を希釈するとともに、EPA,DHAなどを配合しています。
※ヨーロッパにおける食事療法の規則に基づき、給与開始から5〜12週後に、継続して使用する場合も定期的な診察を奨励しています。
※成猫の栄養要求を満たしています。
■追加情報
・ストルバイト結石症や尿路感染時の食事管理には、5〜12週間以上の給与が推奨されます。
・シュウ酸カルシウム結石は内科的に溶解できないため、外科的に除去する必要があります。
・シュウ酸カルシウム結石のための食事管理には、とくに尿を希釈することが重要となため、水分含有量の多いウェット製品[猫用 ユリナリーS/O ウェットタイプ（パウチ）]が推奨されます。
原材料
米、肉類（鶏、七面鳥、ダック）、超高消化性小麦タンパク（消化率90％以上）、植物性繊維、コーンフラワー、動物性油脂、コーングルテン、加水分解タンパク（鶏、七面鳥）、魚油、大豆油、フラクトオリゴ糖、マリーゴールドエキス（ルテイン源）、小麦粉、アミノ酸類（DL-メチオニン、タウリン、L-カルニチン）、ミネラル類（Cl、Na、K、Ca、P、Zn、Mn、Fe、Cu、Se、I）、ビタミン類（コリン、E、A、ナイアシン、ビオチン、葉酸、B2、パントテン酸カルシウム、B6、B1、D3、B12）、酸化防止剤（ミックストコフェロール、ローズマリーエキス）
※粒の色、形、大きさ等のばらつきは天然由来の原材料を使用しているために起こるもので、品質に問題はありません。
※輸送、保管時の気温の変動により、油脂成分が粒の表面に溶け出してくることもありますが品質に問題はありません。
成分
タンパク質 38.7g、脂肪 12.5g、食物繊維 14.8g、灰分 9.8g、水分 6.3g、炭水化物 38.4g、カルシウム 1.1g、カリウム 1.14g、リン 1.01g、マグネシウム 0.07g、鉄 15.9mg、銅 1.71mg、亜鉛 20.2mg、ナトリウム 1.31g、EPA+DHA 364mg、L-カルニチン 22.7mg、タウリン 0.25g、アルギニン 1.90g、ビタミンE 47.8mg、ビタミンB群 38.58mg （単位/400kcal）
代謝エネルギー 352 kcal/100g
1日の給与量目安
| ドライ製品だけを給与する場合 | ||
| 猫の体重（kg） | 現在の体重 | |
| 標準 | 太り気味 | |
| 2 | 36 g | 29 g |
| 3 | 48 g | 39 g |
| 4 | 59 g | 47 g |
| 5 | 69 g | 55 g |
| 6 | 79 g | 63 g |
| ドライ製品とウェット製品を混ぜて給与する場合 | ||||
| 猫の体重 （kg） |
現在の体重 | |||
| 標準 | 太り気味 | |||
| ドライ | パウチ | ドライ | パウチ | |
| 2 | 18 g | 1 | 10 g | 1 |
| 3 | 31 g | 1 | 19 g | 1 |
| 4 | 43 g | 1 | 28 g | 1 |
| 5 | 55 g | 1 | 36 g | 1 |
| 6 | 65 g | 1 | 44 g | 1 |
1カップ＝200cc
ここに表示されている給与量は使用開始時の目安です。個体差や活動量に応じて獣医師の指導に従い、1日の給与量を1〜数回に分けて与えてください。
●新鮮な水をいつでも飲めるようにしてあげてください。
●急いで食べてしまう傾向のある愛猫に対しては、のどにつまらせないように注意してください。