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・フケが多い ・皮膚がベトつく ・体臭がきつくなる ・発疹・脱毛がある ・ひどく痒がる ・皮膚が赤い
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シーズーは皮膚が敏感で弱く、様々な皮膚病を引き起こす犬種です。
脂漏性皮膚炎は、アレルギーや寄生虫の感染、ホルモン分泌の異常などにより、皮膚の新陳代謝が極端に速くなることが原因で起こります。皮膚にある皮脂腺から皮膚を保護するために皮脂が分泌されていますが、この皮脂の分泌が多すぎたり少なすぎたりすることで起こります。痒がる、フケが多くなる、皮膚が脂っぽくなる、臭うなどが主な症状です。乾性型と脂性型があり、皮脂の分泌が少なくなると皮膚が乾燥して異常にフケが増え、皮脂が多すぎるとベタつき、細菌感染によって体臭がひどくなります。
膿皮症は主に細菌感染によって起こります。犬の皮膚や被毛には細菌が少なからず付着していますが、体の免疫力が低下したり、年をとったりして皮膚が抵抗力を失うと、菌が異常に増えて化膿することがあり、皮膚が部分的に赤くなって痒がるようになります。細菌や真菌など原因菌はさまざまですが、中には菌によるものではない場合もあります。
どんな皮膚病でも治療として投薬や、症状にあった適切なシャンプー剤の選択などのスキンケアが大切です。シーズーは皮膚病が多く、治りにくい場合もありますが、根気よく治療を続けてあげて下さい。
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