歯垢から歯石になるまで
犬も猫も食事を取ってから6-8時間後には歯の表面に歯垢が付着しそのまま放置していると2-3日後には歯石に変化しています。
人間は20日ほどと言われているため犬猫は人以上にケアが必要です!
  歯石は菌の塊です。
  歯周病に発展していきます。
歯周病に一度なってしまうと

 自然治癒はしない
  
 正常な状態には戻れない
  さらに放置すると・・抜歯が必要に
抜歯が必要な歯を残すと
 鼻血が出る
 目の下に穴が空く
 顎が骨折する
 全身性の感染症になる可能性あり
  抜歯をしないために

人でも半年~1年に1回の歯石除去処置が推奨されています。
犬猫ではさらにケアが必要です。
歯石除去のタイミング
| 磨けない | : | 半年に1回 | 
  
| 歯磨きガムのみ | : | 半年に1回 | 
| シート磨き | : | 半年~1年に1回 | 
| 歯ブラシ毎日 | : | 1年に1回 | 
| 徹底した歯磨き | : | 1~3年に1回 | 
 全身麻酔をかけるにあたって詳しい術前検査を行ってから処置を行います
当院では

■ 歯磨きのマンツーマン指導
■ 歯科検診
を行っております。
  詳しくはスタッフにお尋ねください。

    スタンプの集め方
    
歯科検診を受ける⇒1p
      歯磨きマンツーマン指導を受ける⇒1p
2つを同日に受けることも可能です
      ※詳しくはスタッフにお尋ねください
歯磨き練習方法

[step2]をどの歯でも5秒以上できるようになる
もしくは全体を触れるようになったら[step3]に進んでください
STEP 1  | 
    口周りを触る | 
 
     3秒ほど頬を触ってじっとできたらおやつをあげるところから始めましょう。少しずつ秒数を増やす、唇をめくってみるなどして慣れていきましょう。 できたら褒めておやつをあげるを繰り返して良い印象をつけていきます。  | 
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STEP 2  | 
    歯を触る | 
 
    歯磨きシートを使用し歯を触りましょう。これも3秒じっとできたら他の歯も触って時間を伸ばしていきます。  | 
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STEP 3  | 
    歯ブラシで歯を触る | 
 
    初めは1本だけに当ててできたらおやつをあげるを繰り返しましょう。余裕になったら1本磨いて⇒おやつをあげるを何度も行い徐々に範囲を増やしていきます。  | 
  
    よくある質問
 
 
おやつをあげながらだと余計に歯垢がつきませんか?
だからこそ毎日行ってください。
また、おやつは馬肉鹿肉は歯垢になりにくいと言われていますのでオススメです。
口を触ると嫌がります
すでに歯周病になっており痛みが生じて怒ってしまっている可能性もあります。
そうではなく元々苦手な子は①をかなり時間をかけて慣れていき良い印象に変えていくことが重要です。
歯ブラシで磨かないとケアとしては十分ではない為、焦らず進めていただきたいです。

     3秒ほど頬を触ってじっとできたらおやつをあげるところから始めましょう。
    歯磨きシートを使用し歯を触りましょう。
    初めは1本だけに当ててできたらおやつをあげるを繰り返しましょう。