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乳腺腫瘍

犬の乳腺腫瘍は、皮膚の腫瘍についで、2番目に多い腫瘍です。
猫では、その半分以下の発生率ですが、犬の乳腺腫瘍では50%以上が良性であるのに対し、猫では70~90%が悪性です。ただし、初期であると外観だけで、良性か悪性かの判断はつきにくいことがほとんどです。
犬の乳腺は5~7対、猫の乳腺は通常4対あり、その乳腺に「しこり」として、発見されますが、単独で発生したり、複数の乳腺に発生したりさまざまで、良性と悪性が混在することもあります。
日常のスキンシップの中で、胸~内股まで、乳腺を良く触る様にしましょう。もし、乳腺に「しこり」を見つけたら、小さくても早期に獣医師に相談をし、診断を受けましょう。治療法は、基本的には、手術による切除です。摘出した腫瘍組織の病理検査によって、悪性あるいは良性の確定診断がつきます。
犬では、初回発情前に避妊手術を行うと、乳腺腫瘍の発生率がほぼ0%になると言われています。(初回発情を迎えた後でも、避妊手術により発生率は減少します。)猫も避妊手術により、発生率は減少します。

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