当院では、患者動物に対して、高度医療サービスを提供いたします。
具体的には、かかりつけ医で対処が困難な重度患者に対して、CT、DSA付X線透視装置、内視鏡、4Dエコーといった『高精度医療機器』を用い、適切な検査・治療を行います。
CT撮影について
当院には、16列マルチスライスCTを導入し、脳神経、骨格、胸腔腹腔内疾患の診断を行えます。
CTでの画像診断で一番思いつくのが、椎間板ヘルニアの診断ですね。


今までのレントゲンでの診断よりも正確に情報を得ることができ、それにより格段に手術後の回復率が高まりました。
また、CTでの画像診断は、体にメスをいれることなく体の中を詳細に確認ができます。


お腹の中や、肺などの胸部、そして頭部などさまざまな場所を詳細に確認できます。
また、当院では飼主様にわかりやすいインフォームド・コンセントのために、3Dでの画像構築ができるワークステーションを導入しております。


気管虚脱の治療について
当院では気管虚脱の治療にステントの治療を行っています。
気管虚脱とは、空気の通り道である気管が「つぶれて」しまう病気です。
通常は掃除機のホースのように硬い管なのですが、先天的やあるいは、年齢に伴いその管が、つぶれて気道が狭くなるため、呼吸が苦しくなります。
軽度の場合は内科治療を行いますが、進行してきますと外科治療を行わないと呼吸困難を伴い生命の危険をともないます。
しかしその外科治療は、気管の外側にコイル状の人工物を埋め込むなど、頸部を切開する必要がありましたが、その手術自体も負担を伴うものでした。
近年あたらしい治療として、気管の「内側」にステントという人工物入れる方法が取り入れられるようになりました。ステント治療は体を切開する必要が無く、短時間で処置を行えるため、動物に対する負担が小さくなります。
ただし、現在のところ長期観察したデーターが少なく、呼吸困難が重度で他の方法が有効でないケースに適応されます。





